腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「ありがとう。とりあえず、洗濯回してくるね」

逃げるように、その場を去った。なんだか今はずっとソワソワしてて、落ち着かない。
とりあえず、一旦、気持ちを落ち着かせてから、リビングへと戻った。

「お待たせ…」

リビングに戻り、声をかけると、美咲くんは漫画の続きを読んでいた。
こっちはどきまぎしているのに、平然としている美咲くんにモヤッとした。

「お帰り。茜がいない間に、漫画読み終わったから、漁りに行かせてもらいました」

それは全然構わないのだが、普通に人ん家で寛いでいるような気がする。
もしかして、こういうことに慣れてるのかな?なんだかそれは嫌だなって思った。

「そっか。分かった。私も漫画読もうかな…」

モヤモヤした気持ちを一旦、落ち着かせるために、またその場から逃げた。
ぶっちゃけ、漫画なんてどうでもいい。読みたい漫画なんて、私にはないから。
だからといって、甘い展開を期待していたわけでもない。

それでも、それでもだよ?美咲くんは好きな人と一緒に居て、全くドキドキしないのだろうか。
私にドキドキさせられるほど、女性としての魅力がないということだろうか。

色々考えすぎてしまい、自分で自分に落ち込み始めてしまった。
こんなこと考えたって意味ないことは、自分でもよく分かってる。
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