腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「こちらこそいつもありがとう。大好きだよ」

今はまだ拙いかもしれないけど、これが私の精一杯だ。
もっと想いを素直に伝えられるように、少しずつゆっくり頑張っていこう。そう心に決めた。

「俺も大好き」

歯痒いような甘い言葉も、こうやって伝え合っていきたい。
言葉にすることは大事だ。お互いの気持ちを確かめ合えるから。
常に言ってもらえないと不安…とまでは言わないが、言葉にして伝えてもらえるだけで、心が美咲くんの愛で満たされていく。
この温かな気持ちが、美咲くんへの愛を募らせる。
誰かを想う幸せをまた知ることができ、今の私は華やいでいた。

「あ!そろそろコンビニへ行こう」

忘れていた。本来の目的を…。
一旦、この時間を忘れて、コンビニへと赴くことにした。

「そうだね。コンビニへレッツゴー!」

そのままコンビニへ駆け込んだ。手を繋いで…。
コンビニに着いて早々、まずウエハースと一番くじのチェックをした。

「…奇跡だ。まだたくさん残ってる」

ウエハースは殆ど残っていた。コンビニだからかもしれない。
某アニメショップだったら、もうなかった可能性が高かったと思う。

「よかった。まだ残ってて…」

二人してウエハースの在庫の有無に安堵した。
これでなんとかウエハースを確保することができた。あとは己の運を願うのみ…。

「だな。本当によかった」

欲しい分だけお互いに確保し、あとは一番くじのコーナーヘと向かった。
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