腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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そんなワクワクの期待を裏切るかのように、店内はお昼時ということもあり、混んでいた。
とりあえず、名前を書いて、待機場で待機することになった。
「…混んでるね。人気なんだね、このお店」
「そうみたいだな。その分、味には期待しちゃうな」
これだけ混んでいたら、確かにめちゃくちゃ期待大だ。人気じゃなくても、パスタが好きなので、それだけで期待値が高いが…。
「だね。期待しちゃうね」
あとどのくらい待つんだろう。美咲くんとなら、どんなに長くても待てそうだ。
待っている間に色んなことを話そうかな。話したいことがたくさんある。美咲くんと話したいことが…。
頭の中で何から話そうか考えていたら、突然、見知らぬ声が聞こえた。
「あれ?もしかして、美咲…?」
見知らぬ声の主は、どうやら美咲くんの知り合いみたいだ。
お相手は男性なので、お友達か同級生、或いは会社の同僚とかであろう。
「え?拓実?」
美咲くんは恐る恐る相手が誰なのか確認をした。
相手は自分が誰なのか分かってもらえて、すぐに表情が笑顔へと変わった。
「おう!久しぶり。もしかして、隣に居るのは彼女?」