腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
もし、写真を撮れるようなスペースにいたら、写真を撮りたい。
とりあえず、私の推しはあとで探してみることにして、今はまず注文するメニューを決める方が先である。

「美咲くんはもう注文するメニューは決まった?」

「決まったよ。今のところ俺は推しが理人様だけだから、理人様関連のものを注文するくらいかな」

どうやら、既にもう美咲くんは注文するものが決まっているみたいだ。
少し迷いつつも、私も無事に注文するメニューが決まった。
私は今回、慧斗様のメニューだけを注文することにした。
私にはもう一人の推しの瑞輝様もいるが、今回はあくまで美咲くんの付き添いという立場なので、できる限り美咲くんに協力してあげたいと思っている。

「私も今回は慧斗様だけでいいかな」

推しが二人いるとは言いつつも、瑞輝様は最近好きになったばかりなので、超がつくほど大好きかと問われると微妙なラインだ。
対して、慧斗様はずっと変わらずに私の最推しなので、胸を張って大好きと答えることができる。
だから、今回は慧斗様だけで充分だ。
それに、そんなにたくさん食べられないし、グッズもあるので、その分グッズに回せばいいだけの話だ。

「瑞輝様はいいの?」

「うん。いいの。そんなに食べられないし、グッズもあるからそれでいいかなって思って」

あくまで最推しは慧斗様なので、瑞輝様は我慢できるというわけである。

「茜ちゃんがそれでいいならいいんだ。
とりあえず、俺がオーダー表に記入するね」
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