腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「もっと一緒に汗をかく?」

こんなに汗をかいて恥ずかしいが、もうここまできたら恥ずかしがっている場合ではない。二人で一緒に甘い熱に落ちるだけだ。

「うん。一緒にたくさん汗をかく」

「茜は俺を煽るのが上手だな」

「え?何か変なこと言った?」

「優しくできないかも。ごめん…」

そんなふうに言われてしまうと、どんなふうにされてしまうんだろうと想像してしまった。
ちょっと強引な美咲くんも見てみたいなと思った。

「いいよ。そんな美咲くんも見てみたいです」

「本当、煽るのが上手だよ。それじゃ、俺はもう手加減しないから」

そう言って、美咲くんは再び激しいキスをしてきた。キスだけで脳まで蕩けそうになった。
そして、そのまま美咲くんは、私をベッドの上に押し倒し、もう一度一つに繋がった…。


           *


「さすがに身体が疲れたから、もうできない」

そんなにたくさんしてはいないが、少し気持ちが昂ってしまい、激しく求め合ってしまった。
…とはいえども、私と美咲くんなので、傍から見たらそんなんでもないと思うが、初めての夜にしては濃厚だったのではないかと思われる。
< 627 / 810 >

この作品をシェア

pagetop