腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「だから、お土産楽しみにしてって言ったのか」

「お土産か。有難いな」

「だね。代行もしてもらったのにね」

「アイツなりの優しさだろう。今回はいっぱい甘えておこうぜ」

「そうだね。そうしよっか」

私達の友情は、こうやって続いているのだと実感することができた。
これからもこの友情を大切にしたいと思った。


           *


綾香が去った後、立ち寄ってくれる人もたまにおり、なんとか既刊も合わせて完売することができた。
そして、今回もノベルティーを付けた。ノベルティーの反応が気になり、SNSでエゴサしてみた結果、喜んでもらえているみたいで安心した。

「美咲くん、ノベルティーの反応も良くて安心した」

「よかったな。ノベルティーも気合い入れてたもんな」

「うん。だから、喜んでもらえて嬉しい」

あっという間に時間は過ぎていき、間もなく終了の時間だ。
場内アナウンスでも、終了のお知らせをしている。
私達は美幸先輩と待ち合わせしているため、早めに片付けを始め、終えた。
そして、そのまま先輩に連絡した。

《茜:こちらはもう片付けが終わりました。先輩はどうですか?》

先輩はもう片付けが終わったのか、すぐに返事が返ってきた。

《美幸:私はもう片付けを終えて、会場の外にいます。ここに来てください》

先輩がいる場所の写真が送られてきた。
この場所は知っているので、すぐに辿り着けそうだ。

《茜:分かりました。そこに向かいますね》
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