腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
どうやら私は、気にしすぎていたようだ。
余計なことを考え過ぎるのはもう止めよう。
だって、彼は私にとって大切な存在だから。
その彼の言葉なら、まっすぐに受け止めようと思う。

「それじゃ、私もこれがいいな。二人のお気に入りだから、これにしたい」

これからも二人で長く使っていくことを考えたら、これがいい。
同時に、そうなることを願った。

「なら、これに決定だな。ついでに、食器とか他のも買おうぜ」

ついでだし、それも悪くない。
自分達専用の特別が増えていくことに、私は顔が緩みそうになった。

「そうだね。そうしよっか。
…ねぇ、これなんてどう?マグカップのと同じで、統一感出るし」

「確かに。よし!食器はこれに決定だな」

それから色々と見て、二人で買う物を決めた。
早く家に帰って使いたいな。

「俺が欲しい買い物は終わったので、次は茜が行きたい所に行こうよ」

行きたい所…か。特に何も考えてはいなかったので、不意に振られて困っている。
でももうこの際だし、適当にぶらぶらするのも悪くないかもしれない。

「特に行きたいお店もないから、適当にぶらぶらしない?」

「いいね!そうしよう」

可愛い雑貨屋さんを二人で後にし、適当にショッピングモール内を歩き始めた。
少し歩き始めた所に、ガチャの集いという一角があった。
やっぱり、ヲタクの私達はすぐに反応し、気がついたら自然と足を踏み入れていた。
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