腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした


           *


チャペルに着くと、たくさんの人で溢れ返っていた。
お二人共、知り合いが多いみたいだ。さすが人気BL作家と、大手ゲーム会社で働く社員さんだ。

「すごい。人が多い…」

もし、自分達が結婚式をやったとしたら、ここまでの人数を呼べないし、呼んだとしても集まってくれないと思う。
人徳って、こういうことを言うんだなと思った。

「さすが人気作家って感じね」

「それもそうだが、それに負けない真さんもすごくないか?」

確かに美咲くんの言う通りだ。先輩は人気BL作家だから納得できるが、真さんはいうても普通の会社員だ。
二人共、驚きを隠せないという顔をしている。

「真さん、大学時代から人気あったし、友達も多かったからね」

「マジか。真さんイケメンだもんな」

それはあなたもそうだと思うんですが…。

「あんたもね。タイプの違うイケメンだけど」

綾香、ナイスツッコミ!続けて私も一言付け足した。

「確かに。美咲くんは綺麗系で、真さんは爽やか系だよね」

「そう!それ!でも、うちの彼氏も負けませんけど」
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