腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
*
後日、三人で集まった時、綾香に2.5次元にハマったことを報告した。
「え?二人はアイスマの2.5の舞台、見に行ってたんだ」
綾香は驚いていた。私達もまさかハマるとは思ってもみなかった。
「最初はなんとなく気になるぐらいの軽い気持ちだったんだけど、いざ観に行ってみたら、どハマりしちゃって。自分でも自分に驚いてる」
思いもしない沼は、どこにでもあって。
飛び込む勇気さえあれば、いつでも簡単にその世界に入っていけるんだということを知った。
綾香が2.5次元を無理でも構わない。好きなものは人それぞれだから。
「そっか。二人をそこまで沼に落とす2.5次元、恐るべしだね」
正しく綾香の言う通りである。それだけ魅力的なコンテンツであるということだ。
「なんだか二人の話を聞いてたら、私も興味が湧いてきた」
自分達の好きなものに興味を示してくれて嬉しい。
綾香もハマってくれたらいいなと思った。
「そんじゃ、次の公演から綾香も一緒に行くか」
「ご一緒してもいいの?もし良いのなら、一緒に行きたい」
もちろん、いいに決まってる。ダメな理由がない。
「一緒に行くのなんて、当たり前だよ。寧ろ綾香が居ない方が寂しい」
私達に遠慮して、二人っきりにさせようとしてくれる心遣いは嬉しいが、綾香が一緒に居ない方が寂しい。
だから、時々でいいから、私達とも一緒にイベントやお出かけを共にしてほしい。
「そうだぞ。お前がいないとダメだかんな」
これから先も皆でハマるものがあれば、皆で一緒に色んな場所に足を運びたい。
今までと同じようにいかない時が訪れるかもしれないが、それでもこの友情が永遠に続いていくことを願った。