腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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コミケが終わり、あっという間に新年を迎えた。
数日前に親に、『美咲さんを連れて、家に挨拶しに来なさい』…と言われた。
今までは独身だったため、特に意識していなかったが、今は結婚した身だ。ちゃんとそういった挨拶もしなくてはならない。
そして、母は続けてこう言った。『美咲さんのお家にもちゃんと挨拶しに行きなさいよ』…と。
そうだ。自分家だけじゃない。美咲くん家にも挨拶しに行かなくては。
母に、『うん。分かった。ちゃんと挨拶しに行くね』とだけ伝えた。
そのような経緯もあり、両家に挨拶しに行かなくてはならないため、今回は打ち上げはナシだ。
その代わり、新年が明けて落ち着いたら、手伝ってくれた美咲くんに何かお礼をしようと思う。
まずは実家に帰ることを、美咲くんに提案した。
「どうかな?都合悪い?」
「全然、都合は大丈夫だよ。どっちの実家にも顔を出そう。親に伝えておくね」
美咲くんの都合も大丈夫みたいなので、お正月はお互いの実家に顔を出すことになった…。
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正月当日…。まずは私の家に挨拶しに行くことになった。
電車に乗って、数十分で着くので、あっという間に着いてしまう。
身支度を整え、二人で実家に向かった。玄関のチャイムを鳴らし、着いたことを知らせると、母が慌てて開けてくれた。
「いらっしゃい。結婚式以来に会うわね」
実家には結婚の挨拶以来、帰っていなかったので、両親とは久しぶりに会う。
「そうですね。すみません。なかなか顔を出せなくて…」
「そんな…。お忙しいと思うし、こうして新年の挨拶に来てくれるだけでも嬉しいわ」
自分て越させておいてそう言う母に、私は心の中で引いた。