腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「茜ちゃん、遠慮せずにいっぱい食べてね」

そう言われたので、遠慮せずにたくさん食べることにした。
そう言われなくても、お義母様のお料理はとても美味しそうなので、箸が進みそうだ。

「はい。たくさん食べさせて頂きますね」

「それじゃ、手を合わせて頂きましょうか」

皆で、「いただきます…」と言ってから、お義母様お手製のおせちを食べた。
とても美味しくて。あっという間になくなってしまった。

「お義母様、ご馳走様でした。とても美味しかったです」

「お口に合ったみたいで良かったわ。そうだ!茜ちゃん、まだ時間はある?」

まだもう少しだけゆっくりしてからお暇しようと思っていたので、時間なら幾らでもある。

「大丈夫ですよ」

「それじゃ、二人で美咲の昔のアルバムを見ましょ」

お義母様は気分ルンルンのまま、アルバムを取りに行ってしまった。
どうしたらいいのか戸惑っていたら、すぐにお義母様が戻ってきた。

「茜ちゃん、お待たせ。早速、アルバムを見ましょ」

ソファがある方のテーブルに移動し、二人で一緒にアルバムを見ることになった。
お義母様がアルバムを捲っていき、まずは赤ちゃんの頃の美咲くんから一緒に見ていく。

「美咲は綺麗すぎるが故に、名前のせいもあって、小さい頃はよく女の子に間違われてたわ。今見ても、女の子みたいに可愛いわ」

下手したら、女の子より可愛いのでは?と、心の中でそう思った。

「はい。とても可愛いです」

「そうよね?それでね、こっちはね……」

次々に写真をたくさん見せてくれた。
好きな人のことがたくさん知れて嬉しいのと同時に、はしゃいでいるお義母様の姿に、私を受け入れてもらえていることも嬉しいなと思った。
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