腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
本格的にお仕事として、動き始めようとしている…。
私一人で動いていないことを、改めて実感させられた。

「分かりました。竹宮さんの言う通りにします」

注意されなければ、危うくハンドルネームを変更するところだった…。
こういうのは信頼関係が大事だ。これからはこういったことにも気をつけようと思う。

「細かいことはその都度、お伝え致しますので、その時によろしくお願い致します」

竹宮さんの負担が大きくなるかもしれないが、私には竹宮さんがいないとダメなわけで。こんな風に頼らせてもらえるのは有難い。
私なりにSNSの使い方にも気をつけながら、漫画家として頑張っていこうと思う。

「お手数をお掛けしてしまいますが、その都度よろしくお願い致します」

二回目の打ち合わせは、これにて終了した。
竹宮さんに指摘されたところを気をつけつつ、私は次回までに課題をクリアできるように頑張った。


           *


あれから数回打ち合わせを重ね、ようやく竹宮さんからオッケーをもらえた。
さすがにいきなり連載とはならず。配信限定の雑誌に読み切りで掲載されることになった。
色々忙しくて。中々連絡することを忘れていたが、SNSのハンドルネームを変更し、お知らせするタイミングの少し前に、竹宮さんに許可を頂いてから、綾香に漫画家デビューすることを伝えた。
すると、すぐに連絡が返ってきた。綾香に、《おめでとう》と言ってもらえた。
配信されてすぐに漫画を読んでくれたみたいで。感想も送ってきてくれた。
先輩にも連絡をした。先輩からも、《おめでとう》と言ってもらえた。
これからは漫画家として先輩になるので、先輩にはめちゃくちゃ頼ることになると思う。
< 791 / 810 >

この作品をシェア

pagetop