腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「二人共、まだ気が早いって。いつか私も茜の作品に携われたら嬉しいし、まだまだ仕事を始めたばかりだから、私もこれから頑張らないと」

私も綾香もまだ踏み出したばかりだからこそ、今が一番踏ん張らないといけない時期だ。
気持ちがわかるからこそ、これからもこうしてお互いに励まし合っていきたい。綾香とは一生親友でいられるような気がした。

「そうだね。私も連載勝ち取って、単行本化して、そしていつか綾香の会社とも仕事をして。皆で良い仕事がしたい」

今の私の願いだ。皆が幸せになれればそれだけで嬉しい。まずは自分のことが大事だ。早く連載を勝ち取りたい。

「うん。私も皆で良い仕事がしたい」

皆…とは先輩も含まれている。いつか先輩とも仕事がしたい。その時、綾香も一緒に仕事ができていたら嬉しい。

「俺は傍で皆を応援してるな」

頼もしい旦那までいる。心強い。こんなに頼もしい仲間がいるだけで頑張れそうだ。

「何言ってるの。美咲も皆の内の一人だよ」

綾香もそう思っていたみたいだ。当たり前だ。最初から美咲くんも皆に含まれている。

「…嬉しいな。俺も支えになってるんだな」

美咲くんはいつもまっすぐだ。まっすぐに向き合ってくれて。言葉を投げかけてくれて。受け止めてくれる。
それが私達にとってはとても心強くて。美咲くんの優しさが詰まっている。打算や下心がないからこそ、胸に深く突き刺さるのであった。

「なってるよ。いつもありがとう。美咲くんは傍に居てくれるだけで嬉しい」
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