腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
私は私の周りの人の笑顔が大好きだ。美咲くんも綾香も笑ってくれているこの状況がたまらなく愛おしい。

「ヲタク特有の面白口調を突然したくなるアレですね」

「あー。アレな」

「分かる。あるよね。突然、自分の中だけでのブーム」

二人なら分かってくれると思って言ったら、本当に分かってもらえた。それが嬉しくて。やっぱり仲間って最高だなと思った。

「でしょ?こういうのが漫画に役立つといいんだけど」

さすがに今回のような口調はBLには使えないので、直接役に立つことはないが…。
面白い台詞の言い回しや、お話作りができるようになれたらいいなとは思う。まだまだ才能がないため、自分の実力が伴っていないのが問題だが…。

「役立つよ。茜は心に刺さる言葉を紡ぐのが上手いなって思うよ」

心に刺さる言葉か…。自分ではよく分からないが、今まで傍で友達として見守ってくれている友人が言うのだから、そうなのであろう。

「俺もそう思う。茜って心の深淵を見ているというか。自分でも知らなかった自分の気持ちをいつも言葉にして伝えてくれるんだよな。その茜の優しさが漫画を読むと感じるんだよ。あー…これ茜の言葉だなって」

作品には作者のその人らしさが表れる。私もきっとどこかに自分らしさが表れているみたいだ。
改めて指摘されると、なんだか恥ずかしい。自分の心の中まで見られているような感覚に陥る。
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