腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「確かに…。私達って良い関係性だよね」

お互いに良好な関係を築き上げていると思う。会えない時はなかなか会えないけど、その分会えた時、より一層嬉しい。
きっとこれからもそれは変わらなくて。この距離感が楽で居心地が良い。

「うん。良い関係性だよ。だって綾香は親友だからね」

私だけがそう思っていてもいい。できれば同じ気持ちだと嬉しい。

「そう言ってくれてありがとう。嬉しい。私も茜のこと、親友だと思ってるからね。あとついでに美咲もね」

そうは言っているが、ちゃんと美咲くんも親友に入っているであろう。
そんな綾香のツンデレなところが可愛いなと思った。

「ふふ。そうだね。美咲くんにも伝えておくね」

「いいけど…。恥ずかしい」

色々あったから、美咲くんと綾香は気恥ずかしいみたいだ。もう気まずさはないみたいだけど…。
そんな二人だからこそ、仲は良いのに絶妙な距離感でいるのがなんだか可愛くて。これから先もこんな二人を見て、ニヤニヤしようと思う。

「きっと美咲くんも同じ反応をすると思う。それを見るのが私の楽しみでもあるからね」

意地が悪いと思われたかもしれないが、こればっかりは譲れない。私の楽しみだから。

「私も茜と美咲をいじって照れる姿が好きだけどね」

どっちもどっちだ。お互いにそれを楽しんでいるのだから。

「それはなんとなく察してた。いつも楽しそうにしてるから」

「バレてたか。だって二人共、いつまで経っても反応が新鮮だから」
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