腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
それはお互い様だと思う。綾香も照れている姿が、私には新鮮さを感じる。

「それは綾香もでしょ?…ってこれずっと堂々巡りだね」

「そうね。キリがないね」

確かにキリがないので、この辺で会話を切り上げるとしよう。

「だね。早くお酒買って帰ろう!今すぐ弾けたいし」

私がそう言うと、綾香は満面の笑みで、「うん!そうだね。そうしよう!」と言ってくれた。
二人でルンルン気分でコンビニまで向かい、好きなだけお酒を買って、家へ戻った。

「ただいま…」

「おかえり」

穏やかな笑みで、温かく出迎えてくれた。出かけていたのは数十分程度だが、帰りを待っていてくれたみたいだ。

「お酒、たくさん買ってきたよ。皆で好きなだけ飲もう」

私達は全員、お酒に強いため、飲む量が多い。予めそれなりに量を買っておかないと、足りなくなってしまう。
女性二人で大量に買うのは持って帰るのが大変だが、家にストックがあるため、それも考えて購入してきた。それにコンビニにしかない限定のもあるため、いつも飲まないやつを買ってきた。

「二人共、ありがとう。俺はピザと甘いものを適当に注文しておいたよ」

女性は甘いものが好きだ。それに美咲くんも甘いものが好きだ。
全員甘いものには目がないため、ナイスチョイスだ。
< 834 / 965 >

この作品をシェア

pagetop