腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「美幸さんには報告したのか?」

美咲くんも美咲くんなりに気にしているのであろう。先輩は私にとって大事なお友達であり、ライバルでもあるから。

「まだしてない。これから電話で報告しようかなって…」

「そっか。綾香にも電話で報告してあげてな。きっとアイツ、美幸さんだけに報告したって聞いたら拗ねるからさ」

そんなことは絶対にしない。最初から綾香にも報告するつもりだ。綾香も私にとって大切なお友達だから。

「もちろん。綾香にも報告するよ。グループ通話でもしようかなって。それが無理な場合は個々で電話して伝えるつもり」

「そっか。グループ通話できるといいな」

「うん。そうだといいな」

早速、二人に連絡をした。二人にも都合があると思うので、上手くそれぞれの都合が合うことを願った。

《茜:突然の連絡を失礼致します。お二人のお時間がある時を教えてほしいです。報告したいことがあって…》

これでなんとなく察してくれたであろう。私の報告したいことが何を指しているのか…。

「とりあえず、二人に連絡した。待ってる間に職場に連絡してみようと思う」

これからも書店のパートを続けていくつもりだ。いきなり漫画一本で食べていけるほど、上手くいけるとは思っていない。
でも締め切り前の修羅場だけは漫画に専念したいので、できるだけシフトを減らしたい。
そんなに自分の都合良くシフトを調整できると思っていないが、事情を話した上で雇ってもらっているので、融通は利く職場だと思う。
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