腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
それだけじゃない…ってことは、もしかして…。

『次もうちで新連載をお願いしたいです。そして単行本発売記念サイン会もやってもらいます。それと先生さえよろしければ…』

これだけでも情報過多だというのに、まだあるみたいだ。一体、何が待ち受けているのだろうか。

『先生はBL以外の漫画を描くことに抵抗感はありますか?』

どういう意味だろうか。先程、新連載のお願いをされた。でも“うちで…”と竹宮さんは言った。
現在連載中の雑誌はBL雑誌だ。なのに何故、BL以外なのだろうか。竹宮さんの仰ってる意味が分からなかった。

「それってどういう意味ですか?新連載はBL以外を…ってことですか?」

『すみません。私の言葉不足でしたね。新連載はちゃんとBLですよ。うちはBL雑誌ですので』

益々、先程の質問の意図が分からなくなってしまった。何故、そんなことを聞いたのだろうか。

「それじゃどうして、先程、BL以外を描くことに抵抗がないか聞かれたのですか?」

『実は先生のSNSのDM宛てに漫画を描きませんか?というメッセージが届いておりまして。紙媒体の雑誌ではなく、アプリなどで無料で読むことができる媒体での連載なんですけど。そちらの担当者の方が先生に是非お願いしたいそうです。BLではなく男女の恋愛ものらしいんですけど…』
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