腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「茜、早くお風呂へ行こうぜ」

腕を掴まれ、脱衣所まで連れて行かれた。
普段見せる温和で優しい美咲くんもいいが、強引で男らしい美咲くんにもキュンとした。

「茜、脱ぐの手伝おうか?」

今日はどうしたの?美咲くん。私が煽ったのもあると思うが、いつもはこんなに積極的に攻めてこないのに…。
急に覚醒した旦那に戸惑っている。本当はもっとこういうことがしたかったのかな?我慢させてたのかな?

「美咲くん。もしかしてずっと我慢してた?」

いきなりこんなことを聞かれても困るかもしれない。それでも私は聞かずにはいられなかった。本当に我慢しているのなら、これからは我慢しないでほしいから。

「我慢?もしかしてエッチなこと?全然我慢してないよ。俺のこと知ってるでしょ?こういうことあまり得意じゃないって」

ならどうして急にスイッチが入ったのだろうか。子供が欲しいから積極的になってるとか?

「うん。知ってるよ。でもどうして今日はいつもより積極的なの?」

「え?そうかな?久しぶりに茜とこういうことができるから嬉しくてはしゃいでるだけだよ」

どうやら私が勝手に意識しすぎていたみたいだ。美咲くんは変わらずに純粋だった。

「そっか。それは私も」

「茜と身体を重ねることができるだけでも嬉しいけど、もっとより茜を感じられることができて俺は嬉しい」
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