腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「そう言ってくれてありがとう。日頃の感謝を込めて、今度は私が美咲くんの背中を洗うよ」

「ほんとか?やった!…でも洗うのは背中だけじゃなくてもいいんだけどな?」

せっかく感動的で良い雰囲気になったというのに、これじゃ良いムードが台無しだ。

「…はぁ。やっぱり背中を洗うの止めよっかな」

「ごめんなさい。冗談とはいえども度が過ぎました」

「分かればよろしい。次からは気をつけてね」

「分かった。気をつける」

美咲くんには内緒だが、別に背中以外を洗っても良かった。
敢えて黙っておくことにした。今の私にはまだハードルが高いから。もう少し一緒に入るのに慣れた頃に明かそうと思う。

「そろそろ泡を洗い流そっか」

美咲くんがシャワーを手に持ち、お湯をかけてくれた。
綺麗に泡を洗い流してくれた。丁寧に優しく洗ってくれたお陰で、私の肌はすべすべだ。

「ありがと。それじゃ今度は私が美咲くんの背中を洗うね」

「それじゃお願いします…」

選手交代だ。今度は私がボディスポンジを持ち、ボディソープをつけて泡立ててから美咲くんの背中を洗った。
美咲くんは全身を洗ってくれたが、私は背中と腕だけにした。それ以上はまだ恥ずかしくてできそうにないので、遠慮しておいた。
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