腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
でも心許ない。一応、着けておきたいという気持ちがある。何も身につけていないというのが本当に恥ずかしい…。

「茜…」

身体を拭いたバスタオルは洗濯カゴの中に放り込まれ、熱を帯びた美咲くんがゆっくり私に近づいてきてキスをした。
啄むような優しいキスからどんどん激しくなっていき、キスだけで既に気持ちいい…。

「ベッド行こ」

美咲くんが私の腕を掴み、寝室まで連れ込まれた。
そのままベッドに押し倒され、再びキスをされた。いきなり激しいキスを…。
キスをしたまま私の身体に美咲くんが優しく触れた。その手はどんどん下に降りていき、私の身体はどんどん熱を帯びていく。

「茜、今日はいつもより感じてるね。可愛い…」

確かにそうかもしれない。なんでだろう。いつもと何ら変わらないはずなのに。

「一緒にお風呂に入ったのが良かったのかもね。俺もいつもよりドキドキしてる…」

片手を掴まれ、美咲くんの心臓に手を持ってかれた。美咲くんの言う通り、美咲くんの心臓はドキドキしている。

「本当だ…。ドキドキしてるね」

「今日だけじゃないよ。毎回ドキドキしてるよ」

私も美咲くん同様、毎回ドキドキしている。心臓の音がバクバクし過ぎて聞こえていないかどうかと思うくらいに。

「私も同じ。毎回ドキドキしてるよ」

これから先もずっと美咲くんにドキドキしているに違いない。
どんどん美咲くんを好きになっていく。この気持ちは止められそうにない。
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