ようこそときめき部!~恋も夢も見つかるときめきだらけの部活動⁉

 ある程度写真を撮った私たちは、ときめき部の部室である多目的教室へと戻った。
 先輩が私のデジカメのデータをパソコンに入れてくれて、それを印刷してくれた。


「うん! とってもすてきに撮れてるよ」


 三滝先輩はほめてくれたけれど、なんとなく撮りたいものの位置が変だったり、ブレていたりしていて、上手く撮れていたのは数枚だけだった。

 それに比べて三滝先輩の撮った写真は、どれもすっごくいきいきとしていた。
 草花はきらきら輝いているように見えて、空もとっても透き通ってる。


「きれい……」


 先輩の写真を見て、私は思わずつぶやいてしまう。


「先輩の写真、とってもすてきです!」
「そう?」


 三滝先輩は少し照れくさそうに笑った。


「俺の今日のベストショットは、これかなぁ?」


 そう言って選んだ写真には、カメラに向かいながら難しい顔をしている私が写っていた。


「ど、どこがベストショットですかっ!?」


 あわあわとする私に、三滝先輩は嬉しそうに笑う。


「みのりちゃんと一緒に写真を撮った、記念の一枚だ」




< 19 / 54 >

この作品をシェア

pagetop