ようこそときめき部!~恋も夢も見つかるときめきだらけの部活動⁉
しばらくそうやって先輩とコードを鳴らす練習をしていて、部活動が終わる時間になる頃には、ジャジャジャーンっ! なんて、自分がロックバンドの一員になったみたいにかき鳴らしてみたりなんかして。
「上達が早いな」
「えへへ、ありがとうございます!」
六崎先輩からほめてもらって照れていると、教室からもぱちぱちと拍手の音が聞こえてくる。
「みのりちゃん、さまになってるじゃん!」
「ガールズバンドって感じだな」
「咲森さん、かっこいい!」
千景先輩、夏目先輩、星名くんからもほめてもらって、私は嬉しくなってまた、ジャーンとエレキギターをかき鳴らす。
そんなふうにちょっと調子にのっていると、伊瀬先輩の声が放送から流れ始めて、最終下校時刻を知らせていた。
私たちはあわてて片付けを済ませて、教室をあとにしたのだった。