一夜限りの関係のはずが、隠れ御曹司から執愛されています
「お気遣いありがとうございます。でもまた小春さん、寝不足みたいだから。ゆっくり休んでください」
真宮さんは私に近づき、頬に手を添えた。
どうしよう。そんな距離だと、目元のクマとか見られちゃった。
私、そんなにわかりやすい顔しているんだ。
「ありがとうございます」
私は言葉に甘え、ソファに座り、真宮さんの淹れてくれたハーブティーを飲んだ。すっきりしていて、飲みやすい。
「美味しいです。ありがとうございます」
キッチンに居る真宮さんに伝えると
「良かった」
口角を上げてくれた。
こんなに至れり尽くせりでいいのかな。
今日、新に言われたことを思い出したり、社内での自分の評価を考えると複雑な気持ちになる。今はなにも考えないようにしよう。
心を無の状態にするようにしていたら、ハーブティーのおかげで身体も温かくなって眠くなってきちゃった。
自分なりに耐えていたつもりだけど、気づいたら眠ってしまっていた。
ヤバい。せっかくご飯作ってもらっているのに寝ちゃった。
真宮さんは?
私の肩にはブランケットがかけられている。真宮さんがかけてくれたんだ。
彼の姿を探すと、リビングの隅にあるパソコンに向かって私には見せたことがないような難しい顔をしている。
私の態度があまりにも失礼だから、彼も怒るよね。
「真宮さんっ、すみません」
私が立ち上がると
「あ、小春さん。起きましたか?今眠って夜眠れなくなっても可哀想だと思ったんですけど、あまりにも気持ちよさそうに寝ていたので。声をかけませんでした。ご飯、食べられそうですか?今、うどんを茹でますね」
彼は表情を一変、パッと明るく笑って見せてくれた。
私が眠っている間に取ったのだろうか、メガネはかけていないし、ウィッグもつけていない。素顔の真宮さんだ。爽やかでカッコ良い。
それにしても、どうしてこんなに優しくしてくれるんだろう。
私はお金持ちでもないし、可愛くもない。真宮さんが私と付き合うことでプラスの要素なんてないのに。
「真宮さん!こんな失礼な態度をとっておいて、どうして怒らないんですか?我慢しなくていいんですよ」
キッチンに向かう彼を呼び止めてしまった。
彼は目をパチパチさせ
「怒る要素なんてありますか?小春さん、何か悪いことしました?」
首を傾げている。
「私、自分から真宮さんのご飯が食べたいなんて言っておいて。勝手に寝るし、真宮さんは直属の上司ではないですけど、立場がとても上の方なのに」
私の言葉に
「俺は小春さんが自然体で居てくれて逆に嬉しいって思いました。眠ってくれるのも、俺のことを少しは安心できる相手と思ってくれてるんじゃないかって、プラスに捉えました。それに今はプライベートなので、小春さんは俺の好きな人という認識でいます。好きな人の寝顔が見れて、俺はラッキーだって思ってますよ」
優しい声音で伝えてくれた。
真宮さんは私に近づき、頬に手を添えた。
どうしよう。そんな距離だと、目元のクマとか見られちゃった。
私、そんなにわかりやすい顔しているんだ。
「ありがとうございます」
私は言葉に甘え、ソファに座り、真宮さんの淹れてくれたハーブティーを飲んだ。すっきりしていて、飲みやすい。
「美味しいです。ありがとうございます」
キッチンに居る真宮さんに伝えると
「良かった」
口角を上げてくれた。
こんなに至れり尽くせりでいいのかな。
今日、新に言われたことを思い出したり、社内での自分の評価を考えると複雑な気持ちになる。今はなにも考えないようにしよう。
心を無の状態にするようにしていたら、ハーブティーのおかげで身体も温かくなって眠くなってきちゃった。
自分なりに耐えていたつもりだけど、気づいたら眠ってしまっていた。
ヤバい。せっかくご飯作ってもらっているのに寝ちゃった。
真宮さんは?
私の肩にはブランケットがかけられている。真宮さんがかけてくれたんだ。
彼の姿を探すと、リビングの隅にあるパソコンに向かって私には見せたことがないような難しい顔をしている。
私の態度があまりにも失礼だから、彼も怒るよね。
「真宮さんっ、すみません」
私が立ち上がると
「あ、小春さん。起きましたか?今眠って夜眠れなくなっても可哀想だと思ったんですけど、あまりにも気持ちよさそうに寝ていたので。声をかけませんでした。ご飯、食べられそうですか?今、うどんを茹でますね」
彼は表情を一変、パッと明るく笑って見せてくれた。
私が眠っている間に取ったのだろうか、メガネはかけていないし、ウィッグもつけていない。素顔の真宮さんだ。爽やかでカッコ良い。
それにしても、どうしてこんなに優しくしてくれるんだろう。
私はお金持ちでもないし、可愛くもない。真宮さんが私と付き合うことでプラスの要素なんてないのに。
「真宮さん!こんな失礼な態度をとっておいて、どうして怒らないんですか?我慢しなくていいんですよ」
キッチンに向かう彼を呼び止めてしまった。
彼は目をパチパチさせ
「怒る要素なんてありますか?小春さん、何か悪いことしました?」
首を傾げている。
「私、自分から真宮さんのご飯が食べたいなんて言っておいて。勝手に寝るし、真宮さんは直属の上司ではないですけど、立場がとても上の方なのに」
私の言葉に
「俺は小春さんが自然体で居てくれて逆に嬉しいって思いました。眠ってくれるのも、俺のことを少しは安心できる相手と思ってくれてるんじゃないかって、プラスに捉えました。それに今はプライベートなので、小春さんは俺の好きな人という認識でいます。好きな人の寝顔が見れて、俺はラッキーだって思ってますよ」
優しい声音で伝えてくれた。