夢から逃げた私ですが、過保護なエリート弁護士に溺愛されてます
「昨夜は満足してくれたんだ?」
「……恥ずかしいこと聞かないでください」
「百香が満足するよう、これからも君に尽くすよ。だから」
口元に引き寄せた私の薬指に、優しく唇が寄せられる。
私を見つめる渉さんの強い眼差しに、お腹の奥がきゅんっと熱くなった。
「俺の妻として、一生ともに歩んで欲しい」
「妻として……」
渉さんからもらった契約書にあった特約事項が脳裏をかすめた。
あの日も、渉さんは夫として私を守るといってくれた。私も、生涯かけて愛すると誓った。
その気持ちは今も変わらない。だけど──
「それだけじゃダメです」
渉さんの手を握りしめ、ちょっと驚いた顔を真っすぐに見つめる。
「私は公私ともに渉さんを支えたいです。だから……パラリーガルになるために、止まってる勉強を教えてください」
私の決意を受け止めるように、渉さんは手を引いて腕の中へと引き入れた。そうして、甘く優しい声で「当然だ。全力でサポートするよ」と囁くと、そっと私の顎を押し上げた。
大学入試で失敗して、なにもかもから逃げだした私だけど、きっと大丈夫。だって、世界一過保護なエリート弁護士が私にはついているんだから。
差し込む朝日を受けながら、熱い口づけを甘受して幸福感で満たされた。
「……恥ずかしいこと聞かないでください」
「百香が満足するよう、これからも君に尽くすよ。だから」
口元に引き寄せた私の薬指に、優しく唇が寄せられる。
私を見つめる渉さんの強い眼差しに、お腹の奥がきゅんっと熱くなった。
「俺の妻として、一生ともに歩んで欲しい」
「妻として……」
渉さんからもらった契約書にあった特約事項が脳裏をかすめた。
あの日も、渉さんは夫として私を守るといってくれた。私も、生涯かけて愛すると誓った。
その気持ちは今も変わらない。だけど──
「それだけじゃダメです」
渉さんの手を握りしめ、ちょっと驚いた顔を真っすぐに見つめる。
「私は公私ともに渉さんを支えたいです。だから……パラリーガルになるために、止まってる勉強を教えてください」
私の決意を受け止めるように、渉さんは手を引いて腕の中へと引き入れた。そうして、甘く優しい声で「当然だ。全力でサポートするよ」と囁くと、そっと私の顎を押し上げた。
大学入試で失敗して、なにもかもから逃げだした私だけど、きっと大丈夫。だって、世界一過保護なエリート弁護士が私にはついているんだから。
差し込む朝日を受けながら、熱い口づけを甘受して幸福感で満たされた。


