肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜
わたしは、礼偉さんに向かって小さく手を振りました。

礼偉さんも振り替えしてくれて、ほっとしながら自分の席に向かいます。

ですが、わたしのとなりの席が空いていることに気がついて、小さく首をかしげます。

そんなわたしに、猫垣さんが話しかけてきました。



「あ、パシリだ~。おはよ~」

「お、おはようございます……あの、一色さんは……?」

「狼ならまだきてないぜ? たまにあるんだよなぁ……来いって言ってんのに」



虎尾さんは、眉をしかめて呟きます。

い、いつものことなんですね……

あ、というかこれも報告した方がいいんでしょうか……

一色さんの様子を教えて欲しいと言われてますし……

どうしましょう……と悩んでいると、虎尾さんが思い付いたように言いました。



「そうだ。パシリ、お前狼を呼んでこいよ」

「えぇっ……!? む、無理ですっ……!」

「そうやで。狼は人の話を聞かへんし、オレらが行った方がまだマシやで」

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