肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜
これで誤魔化されてくださいっ……!


願いながら言いました。

ですが、やっぱり簡単には諦めてくれません。



「なんの獣人なのか、はっきり言えよ」

「なぁ、お前ってなんの獣人なん? オレに教えてくれへん?」

「む、無理ですっ……!」



本当に……言えないんですっ。


全力で首を振っても、なかったことのように反応すらしてくれません。



「本当に怪し〜。なんか隠し事でもしてるの?」

「い、いえいえ……! 隠し事なんてっ」



今度は笑顔を作って首を振ってみますけど、やっぱり反応はありません。


も、もしかして、わたしの動きが見えていない……?

本気でそう考え始めてしまいます。



「まぁ、いいや。秘密は後で聞けばいいし〜」

「そうやな。獣化の練習してからでも、遅くないやろ」



猫垣さんと狐崎さんは頷き合いました。

質問は終わったのでしょうか……?


少しほっとしていると、猫垣さんがポケットからとあるスプレーらしきものを取り出しました。

そのまま、わたしの方に向けて笑顔で言います。

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