溺愛されるオッドアイ
──急に来た新くんたちだったけど、ゼリーや飲み物の差し入れはきちんと持ってきていて、瑚白くんはそれを受け取っていた。
「んで、色ちゃん微熱?」
「うん、寝たらよくなると思うから」
自室のベッドへと横になった瑚白くん。
それを見守るように少し開けたドアからみんなは顔をのぞかせる。
「水、ここに置いておくね」
「ありがと」
「あと……」
またね、って帰るのも気が引けてくる。
でも、寝てる瑚白くんを部屋に私が残ったところで人の家で何するわけでもないし……。
瑚白くんならしっかりしてるから大丈夫──
「和椛ちゃん、和椛ちゃん」
新くんに手招きされて部屋から出ると、新くんは私の肩に手を置いた。
「早めの夜飯食い次第、泊まりの用意してまた集合ってことでおけ?」
「え?」
「瑚白をひとりにするのは嫌なんだろ。お前だけ残すわけにいかねぇしな」
「こ、瑚白がひとりの時に泊まりに来ることあるし、問題ないはず……だ!」