溺愛されるオッドアイ





友達がお母さんが出張中でひとりなの。おまけに熱があって──そう伝えたらお母さんは行ってあげなって、スポーツドリンクや軽食を持たせてくれた。
でも……一応、言ったよ。

"男の子です"って。
聞こえたかは知らないけども。
ちょっとずるいけど承諾は得たにはかわりない。
だから私は着替えやら小物やら必要最低限の物をカバンにつめてマンションへと向かった。




──エントランスに和真くんがいて、すぐに新くんと奏くんも来てまた瑚白くんのもとへ。

部屋をのぞくと寝息をたてる瑚白くんがいて、私たちは静かにリビングへと座った。
それから、新くんと和真くんが持ってきてくれたお菓子を広げ、いつもやってるという人生ゲームをしてボリュームは低めに盛り上がっていた。

「はい、新一回休み」
「くっそー、一番金持ちなのに……!って、色ちゃん」

リビングに入ってきた瑚白くんは、先ほどよりも具合が良さそうに見える。
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