溺愛されるオッドアイ
Ⅸ 不穏なかげ
✿✿
いつもは瑚白の隣の部屋に雑魚寝するらしいけど、今日は人数が多いからってリビングに雑魚寝となった。
奏くんが部屋を使うか、私と椛月だけリビングで新くんと和真くんも部屋に行けばいいのでは?と話したら、即却下されて……。
だけど布団が四組しかないから、私と椛月で一組使うことにした。
まさか瑚白くんのお母さんの布団持ってくるわけにはいかないから。
一応熱は下がった瑚白くんだけど寝る時は部屋に戻るとのこと。
「よし布団おっけーっと。誰がどこに寝る?和椛ちゃんからいーよ」
重いからって、新くんと和真くん、そしておしかけた椛月がテーブルを避けたリビングに横並びで布団を敷いてくれた。
「私たちは端で大丈夫だよ。あとはみんなで選んで?」
「おれ和椛ちゃんの隣!和真はまず無理っしょ?」
「俺ハジッ……!?」
私たちが廊下に近い方に立てば、女子苦手な和真くんは窓側の方に行こうとするも、奏くんが布団に座ったため、窓側から二番目になった。