溺愛されるオッドアイ
夏木新くん……奏様と正反対なキャラだ……。
というより、チャラい?
身長は奏様よりは大きく見える。
髪は少しクセが付いたベージュ髪に、ちょこんとサイドに結ばれた髪の先だけピンク。
アクセサリーやネクタイをアレンジして、制服を着崩しまくっている。
それにウィンクつきの自己紹介。……うん、悪い人そうではないけどきっとチャラい。見た目もだけど多分中身も。
「私は──」
一応、自己紹介された手前、自分もすべきだと口をひらけば奏様に手で制された。
「知ってる。……椿野和椛、俺がお前を呼び出したのは聞きたいことがあるからだ」
「聞きたいこと?」
学校で有名な奏様が私に何を聞きたいというのか……。
なんとなく身構えれば、奏様は机に両肘をつけ、私を見据えた。
「椿野和椛──お前だろ。……ウワサの"オッドアイ"の持ち主とやらは」