溺愛されるオッドアイ
「それは認めねぇ。和真、これを機にこいつに手伝ってもらって、その女に対する苦手意識を克服しろ」
「え」
「え!?」
私と声が重なり、つい顔を見合わせてしまうもすぐにそらされる。
「ねぇ、そんな凄い子なの?この子。目の色の話は聞いてたけどそれだけじゃないってこと?」
白髪の子が私の顔を覗き込んでから、奏様にたずねると、
「ああ。後で俺が話してやるが、使える。全員そろったんだ、とりあえず座れ。話はそれからだ」
奏様は頷いて、先に二人掛けのソファへと腰かけた。
和真くんだけが私を警戒して座らず、私の向かい側に座る白髪の子と新くんのソファの後ろから顔を出している。
「まず……俺がなぜお前を探し呼んだか。その理由を話そう。単刀直入に言うが、お前には……懸賞がかけられてるからだ」
「懸、賞?」
お金とかお菓子とかがもらえるあの懸賞?
……ってなんで?