溺愛されるオッドアイ
「あー……気にしなくて大丈夫だと思うぜ?喧嘩ん時は喧嘩一点集中になっから。ちゃんと和椛ちゃん護れる男よー?」
フォローするように頬をかきながら新くんは立ち上がって隠れる和真くんの首根っこを掴み立たせる。
離せ離せってあばれてるけど。
「どうする、椿野和椛」
迷う。迷う、けど──
「……分かった。Strayに入る」
「おお!奏ちゃん良かったじゃん!これでめでたくStrayにお姫様誕生ってね」
「お姫様かどうかは知らねぇがな」
口元だけ笑った奏くんは、デスクに座った。
「君がStrayに正式に入るなら自己紹介が必要だね。僕は一色瑚白。一年生。瑚白でいいよ」
「よろしく……」
瑚白くんとテーブルをはさみ握手をかわすと、未だはなされない和真くんは、ほれほれと新くんに自己紹介をうながされる。