溺愛されるオッドアイ
「……ね、猫田かじゅ……和真。一年」
「ぶはっ!ほんと女の子苦手すぎっしょ、かじゅまー」
「う、うるせー!」
無事に和真くんの自己紹介も終わり、新くんが奏くんたちにも教えておくからと先に連絡先を交換して、今日のところは解散となった。
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「で、何の話だったの」
翌日、覚悟はしていたけれど、教室ではなく昇降口で待ち構えられてるとは予想していなかった。
それも莉乃だけではなく、沢山の女子たちに。
これは教室まで行くの大変かも……。
「えっと……」
懸賞をかけられたからStrayに入った……って言ったら絶対女子たち怒りそう。
いっそいじめられそうで怖い。
……どうしよう。
「その──」
言葉に詰まっていれば、みんなの視線が私ではないところへと向き、一瞬にして悲鳴が……。
「きゃあ!奏様よ!」
「奏様!椿野さんと何を話されたんですか!」