溺愛されるオッドアイ

「……ね、猫田(ねこた)かじゅ……和真(かずま)。一年」
「ぶはっ!ほんと女の子苦手すぎっしょ、かじゅまー」
「う、うるせー!」

無事に和真くんの自己紹介も終わり、新くんが奏くんたちにも教えておくからと先に連絡先を交換して、今日のところは解散となった。







「で、何の話だったの」

翌日、覚悟はしていたけれど、教室ではなく昇降口で待ち構えられてるとは予想していなかった。
それも莉乃だけではなく、沢山の女子たちに。

これは教室まで行くの大変かも……。

「えっと……」

懸賞をかけられたからStrayに入った……って言ったら絶対女子たち怒りそう。
いっそいじめられそうで怖い。
……どうしよう。

「その──」

言葉に詰まっていれば、みんなの視線が私ではないところへと向き、一瞬にして悲鳴が……。

「きゃあ!奏様よ!」
「奏様!椿野さんと何を話されたんですか!」
< 48 / 95 >

この作品をシェア

pagetop