溺愛されるオッドアイ
Ⅴ 気になる目
✿✿
Murkinessの話を聞いてから数日──
私が倒したのはMurkinessの子だと聞き、その帰り際に奏くんから耳打ちされた。
"気を付けろ"と。
それから、学校の行き来では人通りの多いところを選ぶこと。
休日はより注意して歩くこと。
ひとりではなるべくいるなって、連絡が来た。
私の目のことがあるから、夜には出かけないとは思うが暗いところに行く時も警戒しろって。
「──んで、東西にわかれてるけどMurkinessは自分たちがまとめる連中をちょいちょいおれらのところに送ってくるわけよ」
なるべくたまり場の四階の部屋へ顔を出せと言われ、私は毎日ではないものの行くようにしていた。
一緒にいるからには、打ち解けることもより詳しいことを聞くことも大事だと思うから。
「それって、やっぱり四人を倒すために?」
「そー。まぁ主に奏ちゃん倒す目的で」
ひとりずっしりとソファに腰かける新くんに話を聞きながら、椅子に座る奏くんのデスクに隠れる和真くんと隣にいる瑚白くん、各々から話を聞いていた。