溺愛されるオッドアイ
「色ちゃんーお姫様に何してんのー。まだそのせまり方をするにははやい!」
「……は、はやいとかおそいとかじゃないだろ!?」
デスクからわずかに顔を出し両手で顔をおおう和真くんのツッコミに頷き"なにしてんだ"と言いたげな圧が奏くんの顔から伝わってくる。
「離して新。僕はこの子を知りたいだけ」
瑚白くんは真顔でそう言いながら新くんに首根っこをつかまれ、新くん側のソファへと連れて行かれた。
隙を狙って戻ってこようとする瑚白くんだけど阻止されてる。
「あのなぁ、総長が連れてきた女の子だから興味が湧く気持ちは分からなくないけど、男の子がそんなグイグイいっちゃダーメ」
「嫌とは言われてない」
「言わせない詰め寄り方だったでしょーに。もう少し親しくなったらにしなさい」
それもどうなんだ?と、和真くんの声が聞こえると、瑚白くんはふくれっ面になるもつかまれたままおとなしくなった。