溺愛されるオッドアイ
ほとんど表情を変えない印象だったけど、ふくれた顔を見るとかわいらしい一面があることにほっこりする。
だけど……和真くんとは面と向かって話が出来てない。隠れながらひょっこり顔を出し距離を保ちながらなら二言、三言は話してくれるけど。
私が動こうとすると警戒のメーターが上がる感じで……どうすればいいのか──
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「──今日はこれにてしまいじゃな」
「ありがとうございました」
Murkinessのこともあり、私はじいちゃんの道場に通うようになっていた。
ブランクも完璧ではないにしても、体がなれてきている感じがしてる。
「ふぅ、にしても孫がじいちゃん、じいちゃんと来てくれるのは嬉しいもんよなぁ」
壁にもたれ孫の手で肩をたたくじいちゃん。
その向かいに座り、ボーッとながめていれば孫の手に目がいった。
孫の手……みたいななんか伸びるおもちゃあったような。
それを使えば、もしや──