溺愛されるオッドアイ

「お、和椛ちゃん。そのリアクション的に今の和真のこと理解できた?」
「威嚇と見せかけての照れ隠しだよね?」
「そうそ。口数も多くなってきたし?いい感じなんじゃん?マジックハンド効果ってやつ?その調子で一緒に帰ろうぜ」

良かったな、おめでとう、って奏くんや瑚白くんも私と話せたことに成長してると和真くんをほめた。




一緒に帰るのはむり、と言っていた和真くんを引きずるように連れて、途中まて一緒に行こうということに。

その間、みんながそれぞれ家が近く、約束も何もなしに家の行き来をしてることを聞いた。
その上、私もみんなと近いと言える範囲内の家の距離っぽい。
だから、帰る方向が和真くんがいやでも一緒になるってこと。

「和真、僕の後ろに隠れないで。歩きづらい」
「やめろ瑚白動くなっ」

振り払おうと背中を揺らす瑚白くんにしがみつく和真くんの攻防がはたから見てる分にはおもしろい。
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