溺愛されるオッドアイ

「いやぁ、奏ちゃんも中一の時は食堂にいたんだけど……ほら、女の子にさわがれて食べれないってやめたんだよな?でも、和椛ちゃんいるかもーって話した途端に奏ちゃんったらさぁ……ぬふうっ」
「気色悪い笑い方すんな」

食べながら奏くんは新くんをにらむ。

「奏ちゃん、和椛ちゃんとご飯食べたかったんじゃん?でしょ?でしょ?それに、奏ちゃんが嫌がるから食堂に奏ちゃんがいても騒がないのが暗黙の了解ってね」

だからか。
教室に来た時はすごい声があがっていたのに、今は目の保養と言わんばかりに奏くんたちを見てるのは。

「……はぁ、はやく食って戻るぞ」

それでも、奏くん的に居心地はよくないみたい。
そりゃ見られながらの食事なんていやだよね。

「ちなみに、瑚白はご飯よりめちゃパン派だから購買オンリーで。和真は……知っての通り女子が来る場所へ来れるわけもなく、教室飯ってわけよ」
「そうなんだ……なら、奏くんも普段は教室飯?」
「俺はいつも購買だな」
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