【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
──朝

私は早朝から起きて、全身を林ホールディングス社員にできるだけ相応する格好にした……つもり。

緊張する!!

あまり眠れなかったし、心臓はずっと強く早く鳴っている。

よし!!

私は時間になって家を出た。

***

会社最寄駅の出口。

勇凛くんが立っていた。

「七海さん、おはようございます」

「おはよう!」

空元気。

勇凛くんと会社まで向かう。

「不安です……」

勇凛くんの方が緊張しているのではないか……?

「大丈夫。私、これでも社畜として何年間もやってきたから!」

「また倒れたらと思うと……」

それはなんとも言えない。

でも。

「倒れても私は辞めない。折れない」

勇凛くんが手をそっと握ってくれた。

「二人で乗り越えましょう」

朝日が私達を照らす。

そしてビルのエントランスに入った。
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