【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
「うん。ちょっと用事あってここいて。うん。それは俺があとでやる」

そう言って電話を切った。

「ほーらー。お客さん待たせてるよー」

割と真面目な顔で勇哉さんに指摘された。

「は、はい……」

「俺が代わるよ」

なんでこの人が?

なんで仕事のヘルプを??

「はい。そちらの件は承知しました」

淡々と話して電話を切った。

「あ、ありがとうございます」

意外な助っ人に驚くばかりだ。

「無茶振りされて大変だね〜」

またいつもの読めない笑顔になった。

「はい。でも覚悟はしてました」

「そうか〜。じゃあ頑張ってね〜」

え?

「何しに来たんですか……?」

勇哉さんが振り返る。

「気になったから来ただけ」

そう言って出て行ってしまった。

わからない。

ただ、割と仕事は真面目にやってるの?

謎が深まるばかりだ。
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