【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
結婚式──

その事も勇凛くんから言われていた。

私はあがり症だから、人がたくさん集まる結婚式はキツイ。

しかも、勇凛くんは林ホールディングスの社長の息子。

勇凛くんのご両親のこともある。

──お兄さん達も……

私たちの世帯年収では、そんな大きな式なんてできない。

でも勇凛くんの立場を考えると、そんな簡単に決められるものでもない。

頭の中で堂々巡りだった。

「俺は七海さんのウェディングドレス姿が見られればいいので、二人だけでもいいですよ」

って勇凛くんは言ってくれるけど、それでいいんだろうか──

私まだ勇凛くんのお母さんに会ってない。


──そうだ


勇凛くんのお母さんに会いに行こう。
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