【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
「俺も経営には関わってるけど、そんなやる気ないし、ゆくゆくは勇凛もうちの会社背負うから」

勇凛くんの実家がどうかとか、私と勇凛くんの間には関係ないと思っていた。

ただ、そんな大企業の社長の息子なんて、全くどこにも感じなかった。

そんな簡単に結婚していい相手ではなかった。

また複雑な現実がのしかかってきた。

そして車は駅に着いた。

私はフラフラと車からロータリーに降りた。

「じゃあまた土曜日ね」

勇凛くんのお兄さんが窓を閉めてようとしたけど、また開けた。

「俺、勇哉(ゆうや)。よろしく〜」

手を振って、颯爽とロータリーを抜けて、都会の雑踏の中に消えた。


私の感情は滅茶苦茶である。
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