【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
勇凛くんが固まっている。
そんな驚く様なことなんだろうか。
「……ありがとうございます。俺、多分今までの人生で一番嬉しいです」
大袈裟すぎる。
でもそうやって言ってもらえると私も嬉しい。
「勇凛くん、これからも宜しくね」
「はい、宜しくお願いします」
私達は握手をした。
最初はどうなるか不安だったけど、ここに辿り着けてよかった。
やっと私たちはスタートラインに立つ事ができた気がする。
「あ……七海さん。土曜日のことなんですけど……」
その時、我に帰った。
忘れていた。
大いなる試練を。
「う、うん」
「13時に、本社で会うとこになりました」
本社……?
「え、まさか、林ホールディングスの……?」
「はい」
あのでっかいビルで……?
とんでもないプレッシャーがのしかかってきた。
「ゆ、勇凛くん、じゃあ私はこの辺で帰るね」
「え、夜ご飯一緒に食べようと思ってたんですが……」
「ごめん、ちょっと用事が……」
勇凛くんは寂しそうだ。
「はい、わかりました。では気をつけて」
「じゃあ、また用事終わったら連絡するね!」
私はダッシュで駅に向かった。
ごめん、勇凛くん。
でも私居ても立っても居られなくて。
そのあと、別の駅で降りて、駅ビルのアパレルショップに直行した。
ちゃんとした服装で行かなきゃ……。
私は当日をイメージして、念入りに服を探していた。
完璧にしなくちゃ。
勇凛くんの一番上のお兄さんは、あの会社の社長代理……。
相応しい女を演じなければ。
その後、二時間かけてやっと服が決まった。
そして、その後もバッグや靴を探して、自宅に着いたのは夜がかなりふけてからだった。
そんな驚く様なことなんだろうか。
「……ありがとうございます。俺、多分今までの人生で一番嬉しいです」
大袈裟すぎる。
でもそうやって言ってもらえると私も嬉しい。
「勇凛くん、これからも宜しくね」
「はい、宜しくお願いします」
私達は握手をした。
最初はどうなるか不安だったけど、ここに辿り着けてよかった。
やっと私たちはスタートラインに立つ事ができた気がする。
「あ……七海さん。土曜日のことなんですけど……」
その時、我に帰った。
忘れていた。
大いなる試練を。
「う、うん」
「13時に、本社で会うとこになりました」
本社……?
「え、まさか、林ホールディングスの……?」
「はい」
あのでっかいビルで……?
とんでもないプレッシャーがのしかかってきた。
「ゆ、勇凛くん、じゃあ私はこの辺で帰るね」
「え、夜ご飯一緒に食べようと思ってたんですが……」
「ごめん、ちょっと用事が……」
勇凛くんは寂しそうだ。
「はい、わかりました。では気をつけて」
「じゃあ、また用事終わったら連絡するね!」
私はダッシュで駅に向かった。
ごめん、勇凛くん。
でも私居ても立っても居られなくて。
そのあと、別の駅で降りて、駅ビルのアパレルショップに直行した。
ちゃんとした服装で行かなきゃ……。
私は当日をイメージして、念入りに服を探していた。
完璧にしなくちゃ。
勇凛くんの一番上のお兄さんは、あの会社の社長代理……。
相応しい女を演じなければ。
その後、二時間かけてやっと服が決まった。
そして、その後もバッグや靴を探して、自宅に着いたのは夜がかなりふけてからだった。