【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
私は自分より勇凛くんを満たしたかった。

勇凛くんが初めてだから尚更。

丁寧にしたかった。

「すみません……リードできなくて」

「別にどっちでもいいんだよ」

勇凛くんの肌に唇を落とす。

勇凛くんの様子を見ながら、私は確かめていた。

こんな積極的な自分は初めて。

「どう?」

「すごくいいです……」

だんだんと踏み込んでいく。

だんだんと呼吸が乱れてくる。


「勇凛くんいいかな」

「はい……」

私はゆっくりと、勇凛くんを自分の中に沈めた。


その瞬間、全身に快感が駆け巡った。

私は何もされてないのに。

たぶん、必要なのはテクニックとかじゃない。

相手を大切に想う心だったのかもしれない。


「勇凛くん……どう?」

いつも見下ろされる私が、今は勇凛くんを見下ろしている。

「七海さん温かいです」

その瞬間、上下が逆転した。
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