【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
「すみません、ちょっと抑えられないです」

「うん……いいよ」

勇凛君の頬を撫でた。


衝動のまま私たちは求めあう。

深く繋がる。

辛かった気持ちがこの瞬間全部吹き飛んだ。


「七海」


初めて勇凛くんに名前をそのまま呼ばれた。


「好きだよ」


胸が震えた。


「私も」


その瞬間、何もかも結びついた気がした。


「勇凛」


私も“くん”をやめた。


───


終わったあと、二人でベッドに横たわっていた。

ただ見つめ合っていた。


「七海さん……ありがとうございます」

また七海“さん ”に戻っていた。

「私も嬉しかった」

恥ずかしくなって布団に潜った。


「俺、頑張ります」

勇凛君が私の手を握った。

「うん。私も」


絶対負けない。
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