【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
「お腹はすいてません!用事だけ済ませて早く帰ります!」

その時凍てつくような視線で睨まれた。

動けなくなった。

「要件はこれから話す」

私は仕方なくついていくことにした。

エレベーターで二人で一回まで降りると

「こっちに来い」

正面ではなくビルの裏の出口に彼は向かった。

外に出ると、目の前に黒いリムジンが停まっていた。

「え……?」

状況がわからず声が出てしまった。

リムジンの扉が開き、勇輝さんが乗った。

「君も乗って」

私も!?

わけもわからず私はリムジンに乗った。

私が乗るとすぐに車は動いた。

初めて乗った……。

テレビだと見たことあるけど、自分が乗ることになるなんて。

豪華な内装を見渡していた。

「初めてか」

勇輝さんが呟く。

「はい。そうですけど」

何故かそれ以上言ってこない。

何を考えているかさっぱりわからない。

そのまま無言で車に揺られてしばらくすると──

リムジンは超高級ホテルの前に泊まった。

「え?」

なぜホテル!?

用件っていったいなんなの?

私は激しく混乱していた。

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