The story of a girl (一人の少女の物語)
力なく横たわっていた海音が、ぱあっと顔を輝かせた。

海音「!亜儚!」



眉をひそめ、忌々しげに舌打ちをする。

その音は、隠そうともせず、明確な敵意を含んでいた。

龍希「...気配を消していつからいた?」


やれやれと言ったように肩をひそめ、わざとらしく大きな声を出す。

未樹「おー、いたのか亜儚。

   おはよう、相変わらず存在感薄いんだな。お前。」


兄達の言葉に怯えるように肩をびくりとさせ、

オドオドと亜儚に挨拶する。

光「き、気づかなかった...。ご、ごめんなさい...。」


全員反応が違う。

その反応の中には、「心配」や、「気遣い」の感情は、欠片も見つからない。


その反応を予想してたかのように、、、、

亜儚「...別にいいよ。」
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