A lone wolf
「あいつ」という、あからさまに他人行儀な言葉。

それはナイフのようにこの空間を切り裂いた。


龍希は、苛立ちと、そしてどこか焦りのような響きが、混じっていた。


亜儚は、この会話を聞いて、恐る恐る声を出す。

亜儚「なんか、、呼んだ?」


全員の腕が固まる。


光は、トースターのボタンを押そうとしたまま固まり、

未樹は、薬を持ったまま固まり、

そして龍希は、信じられないものをみたいかのように、ゆっくりと、声がした方を向く。

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