王子様を助けたら子供を授かり溺愛されてどこまでも追いかけてくる件

エピローグ

サオリーナの癒しの力は薬を作る時に込めているのだ。だからサオリーナの薬はよく聞くと言われるのだろう。

これからも皆の為によく効く薬や効果のある化粧品を作る事で役に立ちたいと思うサオリーナだった。

サブリナが2歳になった時3人目の子供が授かった今度は男の子で、約束だと言って国王陛下が名前を付けて下さった。マエル・オルファード・サボイアリと名付けられた。

サオリーナはルカに愛されて幸せな結婚生活を送った。子供はその後に女の子が生まれて4人の子供に恵まれた。

最後の女の子の名付け親は王妃様だった。王妃様はジュリエッタという、素敵な名前を付けて下さった。

その時はもう王位をボルド王に譲って二人で公爵領の敷地に建てた屋敷に住んで4人の孫たちと毎日会って仲良く暮らしていたので、王妃様ではなかったが…

ボルド王は即位した翌年に貴族制度を廃止して各領地を州として領主を州知事として新しく任命した。

ルカは宰相としてボルド王を支えのちの歴史では愛妻家の名宰相として名を残すことになった。

実は州知事という名前を提案したのはサオリーナだった。

賢王ボルドとそれを支えた名宰相ルカの2人の成し遂げた事は、その後のサボイアリ王国の礎となりサボイアリ国になった100年後にもしっかりとした経済の基盤を持った大国として栄えていったのだった。

そんな名宰相の陰には愛妻のサオリーナがいた。彼を支え前世の記憶や頭の中のなんでも辞典でルカに知識を提供した。

そして周辺諸国よりも頭一つ抜きんでた豊かな国として発展した。

サオリーナの提案で鉄道を敷いたのも周辺諸国では一番早かった。

サボイアリ王国は、その技術を周辺諸国に提供すると言う技術料で国庫はとても潤っていった。

24歳で日本から異世界転生をしたサオリーナは、その記憶を持ったまま8歳の少女の頃からこの世界で生きてきた。

彼女は前世で恵まれなかった家族との絆をこの世界ではしっかりと紡ぎ、心から愛する人と一生の親友と4人の子供達に恵まれて幸せな人生を生きた。

              完


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